格安SIMで、docomo回線を使ってますとかau回線を使ってますとか書いてあっても遅いのはなんで?
回線は同じでも、一度に送れるデータ量に制限があるからです。
例えていうとdocomoやauは4車線道路、格安SIMは1車線道路を使っているようなイメージです。
この記事を読んでわかること
- docomoやauと同じ回線のはずなのに、格安SIMが遅い理由
- 大手キャリアと格安SIMの違い
格安SIMは大手キャリアの通信回線を借りている
まず自社で通信回線を持っているのは、大手キャリアと呼ばれる下記の4社です。
通信回線を持っている大手キャリア
- docomo
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
それ以外の、いわゆる格安SIMを提供している会社は自社の通信回線を持っていないため、大手キャリアの通信回線を借りてサービスを提供しています。
これが、「docomoやauと同じ回線を使用している」と言うことなんですね!
では何が同じで、何が違うのでしょうか?
障害の起こりにくさや、電波の届く範囲は同じ
同じ通信回線を使用しているので、障害の起きにくさは大手キャリアと同じです。
格安SIMだからといって、しょっちゅう通信障害になるといったことはないですよ!と言うことですね。
大手キャリアでもたまに障害は発生しますが、滅多にないことなのでそこは安心できますね!
また、電波の届く範囲も同じです。
なので田舎の方に行ったら電波が入らなくなった、と言う心配ないので安心です!
その瞬間に送受信できるデータの量が違う
では何が違うのかと言うと、「その瞬間に送受信できるデータの量」です。
例えば、大手キャリアが1秒間に1,000GB送受信できるとすると、格安SIMは10GBくらいだったりします。
じゃあ単純に速度が100倍違うのかと言うと、格安SIMは大手キャリアほどユーザーが多くないので、そこまでの差は出ないと思います。
1人あたりの通信速度イメージ
- 大手キャリア:1,000GB÷1,000人=1GB/人
- 格安SIM:10GB÷100人=0.1GB/人
ちなみに1秒あたりに送受信できる量やユーザー数は格安SIMごとに違うので、同じ通信回線を使用していても会社ごとに通信速度が違うといったことが起きてきます。
例えば月々500円で5GB、通信速度もそこそこ早いという格安SIMがあったとしても、ユーザーが増えてきたらいずれは遅くなります。
そのため、結局は安い回線は遅く、高い回線は早いと言う状況に落ち着くといった感じですね。
流行りを追いかけて、安くて早い回線に乗り換えるのもいいですが、その場合はいずれ遅くなると言うことを覚悟しておいた方がよさそうです。
個人的にはそこそこ早くてそれなりに安い、日本通信がおすすめです。
日本通信の特徴
- 1GBで月額290円から使える
- 1GBあたり220円で追加できる
- ギガの追加は申請等は不要で、上限を設定することも可能
- 通話料は30秒あたり11円と格安
動画視聴よりネットサーフィンがメインで、毎月の通信量にバラつきのある人には特におすすめです。
ぜひ、検討してみてください!
まとめ
- 結局、安い回線は遅く、高い回線は早い傾向になる
- 自分のスマホの利用頻度を考えて、速さ重視か安さ重視かを選ぶ必要がある