セゾンマイレージプラスが大幅に改悪したけど、解約するべき?
大幅な改悪は非常に残念ですが、改悪されてもまだセゾンマイレージプラスは旅行者にとってお得なカードです。
この記事を読んでわかること
- セゾンマイレージプラスの改悪内容
- セゾンマイレージプラスは解約するべきか
- JCBマイレージプラスへの乗り換えはアリか
セゾンマイレージプラスの改悪内容
2024年の7月から、セゾンマイレージプラスが改悪されます。
まずは改悪の内容について確認していきます。
年会費
年会費が、1,650円から3,300円と2倍になりました!
年会費が2倍なんて、あり得ないレベルの改悪ですよね!
普通なら即解約レベルの改悪です!
マイルアップメンバーズの年会費
マイルアップメンバーズの年会費も5,500円から11,000円に上がって、こちらも2倍です。
こちらも信じられないくらいの改悪ですね!
公共料金の支払い
公共料金の支払いが、改悪前は1,000円につき10マイル(1%)付いていたのですが、改悪後は付かなくなります。
電子マネーやプリペイドカードのチャージ
電子マネーやプリペイドカードのチャージも、改悪前は1,000円につき15マイル付いていたのですが、改悪後は付かなくなります。
「皆さん、ぜひ解約してください!」ってくらい改悪してきましたね!
一見すると、解約させようとしてるとしか思えません。
セゾンマイレージプラスは解約するべき?
では、ホントに解約するべきかどうかを検証していきたいと思います。
マイルを使って家族4人で沖縄、グアムに行く場合で考えてみます。
沖縄に行く場合
家族4人で沖縄を往復するのに必要なマイルは、16,800マイル×4人で67,200マイルです。
67,200マイル貯めるのに3年かかるとして、年会費も含めた下記のとおりです。
(年間200万円カード決済するとして、67,200マイル÷(200万×1.5%)=2.24年かかるため、年会費は3年で計算)
家族4人で沖縄に行くための費用
- 年会費:(3,300円+11,000円)×3年=42,900円
- 手数料:1,220円×4人=4,880円
- 合計:47,780円
普通に航空券を買うと、約30,000円×4人で120,000円くらいかかります。
マイルの代わりにクレジットカードのポイントを貯めたとしても120,000円-44,800ポイント=75,200円なので、マイレージプラスの方が約27,000円ほどお得です。
(クレジットカードのポイントはたいてい1%なので、67,200÷1.5=44,800ポイント)
グアムに行く場合
家族4人でグアムを往復するのに必要なマイルは、50,000マイル×4人で200,000マイルです。
200,000マイル貯めるのに7年かかるとして、年会費も含めた下記のとおりです。
(年間200万円カード決済するとして、200,000マイル÷(200万×1.5%)=6.66年かかるため、年会費は7年で計算)
家族4人でグアムに行くための費用
- 年会費:(3,300円+11,000円)×7年=100,100円
- 手数料:5,920円×4人=23,680円
- 合計:123,780円
普通に航空券を買うと、約120,000円×4人で480,000円くらいかかります。
マイルの代わりにクレジットカードのポイントを貯めたとしても480,000円-133,333ポイント=346,667円なので、マイレージプラスの方が約25万円ほどお得です。
(クレジットカードのポイントはたいてい1%なので、200,000÷1.5=133,333ポイント)
これでもかというくらいの改悪があったのに、残念ながらやはりまだセゾンマイレージプラスの方がお得なようです。
解約はしない方が良さそうです。
JCBマイレージプラスとの比較
こんなに改悪してしまうとJCBマイレージプラスの方がお得なんじゃないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、なんとJCBマイレージプラスも2024年の4月から改悪されます。
年会費が現在の16,500円から21,450円に上がります。
セゾンマイレージプラスは、改悪後でも14,300円なので、JCBよりはセゾンの方がお得です。
まとめ
セゾンマイレージプラスは2024年の7月から大幅に改悪されますが、飛行機を使う人にとっては、改悪されてもまだお得なカードでした。
また、JCBマイレージプラスも2024年の4月から改悪されるため、乗り換えの検討余地もなさそうです。