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車を買う前に最低限知っておきたい4つのこと

困ってる人
困ってる人

車を買いたいんだけど、お得な買い方を調べてたらリセールとか買い替えの時期とか色々出てきてよくわからなくなってきちゃった・・・

リセールなどはこれまでの傾向からある程度予測することはできますが、未来のことは誰にもわかりません。

よっぽどの車好きでない限り、最低限のことさえ知っておけばOKです。

管理人
管理人

この記事を読んでわかること

  • 車を買う際に知っておくべきこと
  • 100点ではないけど、知識0でも実践できて80点の購入方法

新車を購入する

車を買う場合、新車を買うか中古車を買うかのどちらかになるかと思いますが、お得に乗りたいなら基本的に新車一択です。

「えっ、逆じゃないの!?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、最近は中古車も高くなってきており、1年あたりの費用((購入価格-売却価格)÷使用年数)で比べると新車の方がお得か、新車も中古車もほとんど変わらない場合がほとんどです。

ちなみに、中古車販売店で売ってる未使用車の中には、プレミアがついてるわけでもないのになぜか新車より高いものもあります!

企業や個人事業主が節税目的で買う場合や、欲しい車が高すぎて新車では手が出ないような場合以外、中古車にメリットはありません。

銀行のカーローンを利用する

車を買うとき、たいていの場合はリースかカーローンで購入することになると思いますが、まずリースは論外です。

リースのメリットは、基本的に企業が高い金額のものを買う際に、短期間で償却することにより節税ができると言うものになります。

つまり個人で買う場合は特にメリットはなく、ただただ高くなるだけなのでやめましょう。

次にカーローンですが、ディーラーのカーローンと銀行のカーローンの2パターンがあるかと思います。

ディーラーのカーローンは手間がかからない分金利が高く、銀行のカーローンは少し手間はかかりますが金利が安いです。

ディーラーのカーローンは約5%、銀行のカーローンは約2%の金利です。

たったの3%ですが、例えば400万円を10年ローンで組んだ場合の月々の支払いは、5%の場合は42,426円、2%場合は36,805円です。

月々の差額は5,621円、年間で67,452円、10年で674,520円です。

ディーラーのカーローンを利用した方が値引きを頑張ってもらえると言うことがありますが、そこまで大きい値引きではありません。

手間がかかると言っても最近はwebで完結するものもあるので、そこまで大変ではありません。

銀行のカーローンが使える人は、銀行のカーローン一択です。

現金一括購入という方法もありますが、そんなに資金に余裕があれば投資信託に投資をしたほうがお得なんじゃないかと思っています。

例えば400万円の車を買う際に、現金一括で購入する場合の総額は当然400万円です。

一方、金利2%の10年ローンで購入する際の総額は約442万円ですが、手元に残った400万円を年利3%で10年間運用した場合、約500万円(100万円の儲け)になります。

この運用益も加味すると、442万円-100万円で、支払総額は342万円になります!

年利3%というのは控えめな数字ですし、運用期間が10年もあれば、マイナスになる可能性はかなり低いと言われています。

銀行のカーローンは、株式の期待リターン(年利約5%)より低い金利で借りることのできる数少ないローンなので活用する方が個人的にはおすすめです。

短期で乗り換えるか、長く乗るかを決める

車を買うタイミングで、何年くらいで買い替えるかざっくりとでもいいので考えておくことも重要です。

とは言え、短期で乗り換える場合は乗り換えの手間もかかりますし、売却価格の予測やリセールバリューの高いオプションの知識が必要となります。

よほど車に詳しい人以外は、「長く乗るつもりで買って、もし5年後くらいに高く売れそうなら乗り換える、安ければそのまま乗り続ける」くらいのスタンスでいるのが1番良いかと思います。

短期で乗り換える場合

例えば3年や5年など、比較的短い期間で乗り換えたいと思っている場合、売却時の価格(リセールバリュー)が非常に重要になります。

中古車市場で人気のない車を買ってしまうと、1年間で100万円近く値下がりするケースもあるため、リセールバリューの高い車種、オプションを選ぶ必要があります。

逆に、コーティングやメンテナンスはあまり重要ではないため、入らなくてもいいと思います。

リセールバリューの高い車をなるべく費用を抑えて買って、売却価格が高いうちに売ってしまうのが得策です。

長く乗る場合

逆に乗り潰すくらい長く乗るつもりでいれば、10年後の売却価格は大きな差がつきにくいので、リセールバリューは特に気にせず自分の気に入った車、オプションを選ぶことができます。

長く乗る場合はコーティングやメンテナンスも重要になってくるため、初めから入っておく方がお得です。

ディーラーの下取りは利用しない

これは買い替えをする場合の話になりますが、ディーラーの下取りは損をする場合がほとんどなので、やめておいた方がいいです。

下取りは、

  • 納車と売却のタイミングにズレが生じない
  • 値引きが少し大きくなる
  • 売却先を探す手間がない

といったメリットもありますが、メリット以上に売却価格が安くなります。

実際、私が8年落ちのヴォクシーの下取りを見積もってもらったところ、ディーラーの下取り価格は50万円でしたが、中古車販売店に査定してもらったところ、110万円でした!

(下取りではなく、純粋な買取で見積もりしてもらってこの価格差です。)

たったそれだけの手間で60万円も違うなら、絶対に中古車販売店で売却したほうがお得ですよね!

ちなみに、お金を用意するために納車より前に車を売却したいという場合は、1ヶ月単位で車を借りるという方法もあります。

中古車販売のガリバーが提供しているサービスで、NORELというサービスがあるのですが、これを利用すれば1ヶ月当たり約5万円くらいから車を借りることができます。

5万円かかっても、ディーラーに下取りしてもらって60万円損するよりは断然お得なのでおすすめです。

まとめ

  • 新車を買う
  • 銀行のカーローンを利用する
  • 短期で乗り換えるか、長く乗るかを決める
  • ディーラーの下取りは利用しない

以上の4つのことをおさえておけば、一番お得な買い方とはいかないまでも、80点くらいの買い方はできると思います。

一番お得な買い方を目指そうとすると、知識が必要だったり、乗りたい車に乗れなかったり、相場にも左右されるためリスクもありますが、80点の買い方であれば誰でも簡単に実践可能です。

よほど車や車の相場に詳しい人以外は、手間なくリスクなく実践できる、80点の買い方がおすすめです!

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ジャイ

ITコンサルタント・パパ2年生・34歳。「なるほど!」と思ったことや、「これは知っておいた方がいいかも!」と思ったことなど、人生を今よりもをちょっと良くできる情報を備忘録的に発信していきたいと思います。

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